日本人と障子張り

自宅の障子張り替えシリーズが一段落しての所感。

一昔前は、サン一列につき一枚ずつ丁寧に貼っていったもんだけど、今は全面一枚張りが主流。

両方メリットデメリットがあるんだけど、一枚張りはある意味大雑把に全体像を把握しながらやれるので、男向きのような。

小張にしていくと、サン一枚一枚をピンと張っていく作業の積み重ねなので、ある意味女性的優しさが必要。

小張に張っていくと、大失敗はないし軌道修正を効かせやすい。これぞ日本の知恵って感じ。(アメリカ人は障子張りむいてないよなあ!)

また、木枠に有りがちな曲がりなんかにも対応できる。

今、一枚張りが主流なのは手間の問題なのだろうか、それとも日本人の手先の器用さが失われているからなのだろうか。

障子張りくらい集中して仕上げたいもんですね。これぞ日本人の素養。

今回はのり張りとアイロン張りの両方試しました。結論、のり張りはクセになります。でも習熟にそれなりの時間が。(日本人失格?)

来年はパリッと貼るぞ❗

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